みなさん、こんにちは。TOMです。
ホームページ(HP)やブログという新しい挑戦の影には、私の人生の背骨とも言える「32年間にわたるダンス指導」の月日があります。先日、最後の一人の生徒さんを送り出したとき、私は32年前の自分と交わしたある約束を思い出していました。
今日は、私が人生の半分以上を捧げてきた「教える」という仕事、そしてそこから学んだ「一生現役」でいるための心の持ち方についてお話しします。
📋 この記事の内容
「一生、責任を持って全うする」という誓い
私がダンス教室を始めたのは、今から32年前のこと。当時は若く、情熱だけは誰にも負けないつもりでしたが、まさか自分が還暦を過ぎるまでこの仕事を続けているとは、夢にも思っていませんでした。
始めた時に自分自身と交わした約束がありました。それは、
「通ってくださる生徒さんがいなくなるまで、一生責任を持って活動を全うする」
正直、順風満帆な時ばかりではありませんでした。少子化で生徒数が減ったり、自分自身の体力に限界を感じたり、何度も「もう辞めてしまおうか」と悩んだ夜がありました。でも、その度に私の背中を押してくれたのは、鏡の前で必死にステップを踏む子どもたちの姿でした。
教えることは、教わること
ダンスを教える立場ではありましたが、実際には私の方が子どもたちから多くのことを教わりました。
最初は恥ずかしくて挨拶もできなかった子が、数年後には舞台の真ん中で堂々とスポットライトを浴びている。失敗して涙を流しても、翌週にはまた笑顔で練習に来る。そんな子どもたちの「可能性」と「折れない心」に、私の方がどれほど救われ、元気をもらってきたか分かりません。
私の性格は、友人やパートナーのタカさんから言わせれば「まじめでおもい」。でも、その「おもさ」があったからこそ、生徒一人ひとりの人生に深く関わり、その成長を我がことのように喜ぶことができたのだと、今は自信を持って言えます。
💡 32年という歳月は、単なる時間の経過ではありません。
私と生徒たちが共に紡いできた「信頼」という名の、何にも代えがたい無形の財産なのです。
一生現役」という新しいステージへ

最後の一人を送り出し、教室に静寂が訪れたとき、私の心を満たしたのは寂しさではありませんでした。それは、約束を果たしたという深い「すがすがしさ」でした。
とは言え、まだ教室を完全にクローズしたわけではありません。成人クラスの生徒さんたちは存続しています。その方たちと、今までと変わりなく、またいつかステージに立てるように。私自身も真剣に体つくりをしています。
今はちょっぴり、ゆ〜くり、の〜びり。焦らずに自分の体と向き合い、調整をしながら、楽しくレッスンをしています。
現在、日本の高齢化率は29.3%に達し、多くのシニアが「長く働き続けたい」と願っています。私は教室としての形は一度ひと区切りさせましたが、「健康に関わる事業は絶対になくならない」と確信しています。自分の体が健康である限り、32年間磨いてきた「心と体を整える技術」は、これからの高齢社会においてもっと必要とされるはずです。
「守られる再雇用」という道がある中で、あえて自分の足で立ち続けることを選んだのは、この32年間の経験が私に「自分の価値は自分で決める」という強さをくれたからです。
🌸 最後に
60歳。重責を終えた今、私はまた新しい、もっと軽やかな「一生現役」のステージに立っています。
あなたの中にも、長年積み上げてきた「誰かに必要とされる何か」が必ずあるはずです。それを次のステージへ持ち越す勇気を、一緒に持ちませんか?
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