みなさん、こんにちは。人生リスタート中のTOMです。
前回はYouTubeという新しい表現の舞台に飛び込んだお話をしましたが、今回はその裏側で、私が最も高い壁として感じていた「ホームページ(HP)制作」の奮闘記をお届けします。
「IT音痴」――。私は長年、この言葉を魔法の呪文のように使ってきました。これを言えば、ややこしいデジタルの世界から逃げられる、誰かが助けてくれる。そう思っていたのです。しかし、今年の春、その逃げ場は跡形もなく消え去りました
3月6日、世間では「最強の開運日」と言われ、新しいことを始めるには最高の日とされていました。ところが私を襲ったのは、SSDの破損、HPサーバーの削除、そしてドメインの紛失という、まさに「デジタル界のトリプルパンチ」だったのです
大切なデータが目の前で消えていく絶望感。復旧には20万円という現実も突きつけられました。「60歳にもなって、もう無理かもしれない」。そう諦めかけた私を救ってくれたのは、意外にも、私が最も恐れていた「最新技術」でした
📋 この記事の内容
「わからない」を「武器」に変える――YouTubeとAIという最強の先生
かつて、親戚のスナックを手伝っていた頃、私はお客さんに真面目すぎる説教をしてしまうような、融通の利かない人間でした。でも、その「一度決めたら曲がらない不器用さ」が、今回ばかりは味方をしてくれました
「誰かに頼るのではなく、自分の手でホームページを動かせるようになりたい」。 その一心で、私はゴールデンウィークのすべてを「お勉強」に捧げました
私の先生は、YouTubeの解説動画と、AI(Claude:クロード)でした。動画を数秒再生しては止め、PCの画面と睨めっこしながら同じ操作を繰り返す。わからない単語が出てくるたびに、AIに質問を投げかける。この「学び直し(リスキリング)」の時間は、想像以上にエキサイティングなものでした。


💡 特筆すべきは、AIの存在です。AIは単にコードを書いてくれる作業員ではなく、私の30年分のバラバラになった記憶を整理してくれる「最高の編集者」でした。

「こんなことを大切にしてきた」
「こんな生徒さんがいた」
私が断片的に伝える情報を、AIは驚くべきスピードで汲み取り、失われたデータの掘り起こしから要約までを助けてくれたのです。
文字化けに悩まされることもありましたが、「別のメモ帳に書いてから貼り付ける」という回避策を学びながら、一歩ずつ進みました。
30年間の「無形の財産」は、データが消えても私の中に残っている。AIはその財産を、現代の形に翻訳してくれる「魔法の翻訳機」でした。
数年前の私から、創造のつかないことを今、言ってることが凄いことで、出会う人、情報こそが人間形成にとても重要なことだと改めて感じている、今日この頃です(笑)
自分の手で「迎える体制」を整える喜び――点と点が線になった瞬間
必死のパッチでPCと向き合った数日間。気がつくと、あんなに目を背けていたホームページが、目の前で完成していました。
ただHPを作っただけではありません。Gメールに情報を集約し、インスタグラムと紐付け、お客様を「迎える体制」をゼロから整えたのです。これまで業者さん任せだった部分を、自分の手で動かせるようになった。この感覚は、自転車に初めて乗れた時のような、震えるほどの感動でした。
なぜ、60歳を過ぎてここまでやる必要があるのか。それは、社会の厳しい現実があるからです。現在、65歳までの雇用確保は義務化されましたが、再雇用後の給与は男性で約131万円ダウンするのが平均的な姿です。
📌 「会社に守られる」より「自分の城を持つ」
自分の培ってきたスキルには、再雇用の給与以上の市場価値があります。
ホームページという「自分の城」を持ち、自分の言葉で発信する力が、一生現役で働き続けるために必要不可欠でした。
まとめ:「今さら無理」は、新しい自分に出会うための合図
ホームページが完成したとき、私の心には「すがすがしさ」が満ちていました。それは、32年間の重責を終えた時に感じたものと似ていました。
どん底まで落ち、データの消失という「強制終了」を経験しましたが、それは私に「新しい武器(AI)」と「自立した発信力」を授けてくれるためのギフトでした。
あなたが「苦手」と目を背けていることは、何ですか?
🌸 最後に
60歳。老いを感じることもありますし、できないことも増えていきます。でも、AIという相棒がいれば、過去の経験を未来の収入や生きがいに変えることができます。
今、もしあなたが「PCなんて、AIなんて……」と足踏みしているなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください
「最後、楽しかった人生だったと口にして、笑って休める時が来るまで」
不器用な私の挑戦は、まだまだ志半ば。これからも時代の流れを感じながら、前に向かって突っ走っていこうと思います

📢 次回予告(vol.4)
ホームページができて一安心……と思いきや、今度は「書き続けること」の壁にぶつかった私。ブログなんて無理だと思っていた――2ヶ月目の正直な本音を綴ります。
📖 連載一覧|60歳からのブログ
- 手相を見てもらったら、そこには私の「人生そのもの」が刻まれていた
- 60歳を過ぎてYouTubeを始めた理由
- パソコンが苦手な私がホームページを作った話(今ここ)
- ブログなんて無理だと思っていた(次回)
- ダンス教室を続けてきて思うこと
- 少子化で変わった教室運営
- AIとの出会いで人生が変わった話
- 失敗ばかりだったYouTube挑戦記
- 私の人生を変えた出会い
- 60代の私が10年前の自分へ伝えたいこと
vol.4 →
ブログなんて無理だと思っていた

